数秘術 ~numerology~

数秘術(ヌメロロジー)とは?

数秘術(ヌメロロジー)の語源は、ラテン語の『数』を意味し、数字を使った学問です。
“数の学”である数秘術では、宇宙のものすべては、「数の法則」によって秩序づけられ、支配されている、数には特別な意味があると考えられています。

ピュタゴラス数秘術

紀元前6世紀頃に活躍していた古代ギリシャの数学者、または哲学者として名を馳せていたピュタゴラス。
「万物の根源(アルケー)は数である」と唱え、数の神秘を説きました。

現在の数秘術の基礎は、彼の意を継ぎ変換されて確立したピュタゴラス派数秘がそのひとつになります。

彼の創った言葉、「philosophia(哲学)
の語源はphiloは愛、sophiaは智慧。
秘儀を学び真理の探究に情熱を注いだといわれたピュタゴラスは、智慧の愛を伝承し、音と光の関係や数の持つエネルギーについて解き明かしました。

カバラ数秘術

古代ユダヤの神秘思想であるカバラの奥義に基づく「数の魔術」といわれる秘術として古代バビロニアより占術としてヨーロッパへ広まっていったのが「カバラ数秘術」です。カバラとは、ユダヤ神学での「悟りへと至る道筋を示した哲学」のこと。

数字は神へ近づく道筋を語り、そして世界を語る哲学の一種であり「この世のすべての神秘を紐解く鍵」として長きに渡り、口伝によって伝承され続けてきました。

「創造の書」「光明の書」「光輝の書」という3つの聖典があり、その中には宇宙の法則として10のセフィラと22の文字を配した「生命の樹」や神の性質、人間の魂などの神秘主義的な内容が語られ、それがその後のカバラ数秘術に発展したと考えられています。

またこの生命の樹と並び、宇宙を解く鍵として言葉を数に変換し裏に隠された意味を読み取る「ゲトマリア」という方法があり、それも今日の数秘術の基盤となっています。

現代数秘術

さまざまな時代の変還を経てこの両者の秘術が融合したといわれているのが現代数秘術 “モダンヌメロロジー”。

20世紀初めにアメリカ人のミセス・L・ダウ・バリエッタ(Mrs. L Dow Balliett)によりその基礎となるものを提唱し、1965年にジュノー・ジョーダンがその理論をさらに発展させた体系をつくり、現在最も主流の秘術となります。

現代の数秘術において、すべてのローマ文字のアルファベットは数価を持っているという考えがあり、数秘術ではアルファベットと数の対応に基づき、アルファベットを数に変換し、あらゆる事物の名前は数の法則に基づいてその本質的な意味を探っていくことが可能になります。

本当の自分に還る旅へ。

【こんな方におすすめです】
・自分をもっと知りたい方、自分が何をしたらよいかわからない方
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・運気の流れを知りたい方
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数秘術は、生年月日とお名前からその人の持って生まれ持った資質や傾向、人生の大きな流れを明らかにするだけでなく、その人のライフテーマ、学ぶべき教訓なども示唆し、その人がこの人生を「どう生きるべきか」を教えてくれる重要なツールになります。

自分に与えられた魂と人生の目的を紐解き、充実感溢れる人生へと導く羅針盤。
個の在り方が問われ、多様性が尊ばれる今、自らの個性や才能を武器にあなたらしい輝きを放ち、開花させてみませんか。

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