トートタロット ~thoth tarot~

トートタロットが私たちに教えてくれること

世の中には数多くのタロットカードが存在しますが、私の対面鑑定では20世紀最大の魔術師と云われるアレイスター・クロウリーが『ゴールデンドーン/黄金の夜明け団』の教義と独自の解釈を基にデザインし、レディ・フリーダ・ハリスに描かせたタロットカードを使用しています。

アレイスター・クロウリーとは

クロウリーは、20世紀最大といわれるイギリスの魔術師。

並外れた存在感と異彩を放ち、熱狂的な信者が彼を支持していた一方で、大胆で奇怪な行動が多いことから「黒魔術師」とか「変人」、「怪物」とも称され、悪名高き人物として有名です。

そんな人が作ったタロットカードというと、なんだかとてもオカルト的で魔術の匂いがプンプンしますがご心配なく。
トートタロットはメジャー・アルカナと呼ばれる22枚のカードとマイナー・アルカナと呼ばれる56枚、計78枚のカードで構成されています。

彼は自らの団に向かい入れたフリーダ・ハリスという女性に絵画の才能を見出し、クロウリーがデザインの原案を起こし、ハリスが実際の作画を行うかたちでタロットの制作を始めます。

トートタロットが生まれた背景は至るところで紹介されていますのでここでは割愛させていただきますが、大きな特徴としてはユダヤ教の伝統に基づいた神秘主義思想、カバラがベースとなっていること。
カードの絵柄にはカバラの象徴や占星学の記号、ヘブライ文字、神話など多くのことが描かれています。

ではトートタロットは私たちに何を示してくれるのでしょうか。

それは私たちの「在り方」です。
トートタロットは“自分がどう在ればよいか、どう生きていくか”を教えてくれる変容のツールなのです。
タロットは現状を映し出す鏡。

思考は現実化しますので、その方の現在の“思い”が未来を作り出します。

想定される未来を単にお伝えするのではただの「当てもの」に範疇になり、その方にとって本当の解決の糸口とはならないでしょう。

私は師に“タロットは私たちが自己回帰するための『智慧』を教えてくれるためのものである”ということを教えていただき、タロットを通じて深い叡知に触れることができることを知りました。

私のタロットリーディングではお客様の潜在意識にアクセスし、今お客様自身にどのようなことが起こっているか、もし問題に直面されているならそのネガティブな感情はどこからきているかをお伝えしながら、お客様自身がどうご自分の人生を切り開いていけばよいかをサポートさせていただいています。

タロットを通じて、ご自身が自分の人生の舵を取り、在り方を正すことができれば、占いに一喜一憂することもなくなります。
その時、タロットは偶然の産物でもなく、吉凶という枠を超え、ご自身にとって神託となることでしょう。

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